「床」「屋根」ときたら、今度は「壁」である。
実は、単管組みはチョコチョコやっていて、実際にどのような形になるのか?というのは、割と見えてきてはいる。
ただ、壁の計画を先に考えた方が良かろうという結論になったので、少し検討しておく。
<<DIYで農機具小屋を作った話>>
計画のお話 | 作業に関するお話 |
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【計画その1】 単管で基礎構造を作る | 単管を組み立てるのに必要な道具 |
【計画その2】 屋根構造を決定していく | けがき道具はとても大切 |
【計画その3】 壁構造の検討をする | 波板トタン貼りに苦労した話 |
【計画その4】 扉構造を決定する | レンタルの回転工具を借りて失敗した話 |
小屋作りにインパクトドリルが活躍した話 |
注:あくまで素人DIYなので参考にする程度にして欲しい。
基本的には単管に抱かせる
壁面はどうなる?
さて、これまで3Dモデルで散々示してきた通り、単管をクランプで拘束することで小屋の構造を構築してきた。そうすると、床と壁との構造、及び壁と屋根の関係が、離れていても成立する構造になっている。

困るのは角部分の処理なんだよね。間柱を立てる方式は、色々問題がありそうだ。これも、板を貼るのであれば、構造的にはアリだ。

というわけで、胴縁を付けることに。やや単管同士のスパンが長すぎるのが気になるのだが、内側に間柱を付けられるはずなので、その辺りでクリアすることにしたい。
つまりはこういうことだ。

胴縁より細い必要はないが、このあたりは垂木の余りなどでも恐らくはいけると思う。外周面にはトタンを貼るしね。逆に、内側には内装用に何か板を貼る可能性はある。部分的には、L型金具も必要なのかな。
胴縁は、やっぱりホームセンターに行ってサイズを見てこないと話が進まないので、要調査である。
胴縁にトタンを打ち付ける
で、胴縁にトタンを直接貼るということになるのだが。

胴縁ピッチを狭くしておかないと、色々と都合が悪い感じである。この絵は300mmピッチを採用した絵なんだけれども、600mmピッチくらいでも問題はないらしい。なんなら910mmを採用するんでも良いと思うのだが、そんなに奇麗には割り切れてくれない。
側面のトタンに関しては、古い小屋のものを再利用する可能性もあることを考えると、もうちょっと狭いピッチを採用したほうが良いかもしれないね。
入り口構造を検討する
入り口構造はどうするか
問題は、扉を付ける入り口だろう。あ、採光のために壁面に明かりとり用のはめ殺しの窓を付けるかどうかも悩まねばならない。
まあ、窓はなんとかなるやろの精神で、先ずは扉かー。
こういうアイテムはあるんだけど、屋外で使うにはやや心配である。
あと、開き戸を使うにしても間口の幅はそこそこ確保したい。そうすると、扉幅は910mm弱という感じ。出し入れ物のことを考えるとやや狭いように思う。
しかしこれを使って吊り下げるとすると、扉がレールから簡単に外れる可能性もありそうなので、ちょっと考慮が必要なんだよね。鍵を掛けるので、外れたら意味がないのである。
開き戸の方にはこんな感じのアイテムを使うことも考えられるのだが。
こういうので扉のフレームを作るわけである。
ただ、構造をどうするのかは悩み中あ。そう、未だ決まっていないんだよね……。決まったらまたちょっとずつ追記していきたい。
引き戸の構造は
で、散々悩んだ挙げ句、引き戸は2枚開きの構造を選んだ。探してみると既製品のセットもある。


9ft/2.75mという商品は開口部分がこの半分、つまり1.3m位は確保できる計算になる。だけど、1万9千円くらいはするんだよね。


そして、フロアローラーガードというアイテムがあるので、扉がガタガタしないように取り付けると良いようだ。
金具だけで2万3千円ほど用意する必要があるね。
この他にも取っ手とか用意する必要があって(セットによっては、取っ手も入っているヤツがあるが)、買ってみないと分からない部分は多い。
で、結局どれを選んだかというとこちら。ダイケンの吊戸車とレールの組み合わせである。ガイドもかなり無骨なアイテムを選んだ。






まあ、農機具小屋だし良いでしょう。
決まってないのは開き戸の方の構造になるんだけど、もう1つも引き戸にするのはアリだな。
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