さて、計画と同時に製作を始めている農作業小屋の建設なんだけど、こちらで紹介したアイテムについて、少し紹介したいと思う。
この中で、けがきの道具に関して触れている。
けがきの道具を選ぼう
センターポンチ
これまで僕が使ってきたけがきの道具と言えば、センターポンチと鉛筆くらいなものだ。
安いし確実なのだが、ハンマーを同時に使わねばならないのが少々面倒である。これを解消するアイテムも使った事は有るんだけど、手に入れてはいない。
押さえつけると痕が付くように、内部のバネが仕事をするというアイテムで、オートポンチという名前で売られていることが多い。バネがへたってくると新しい物に交換する必要はあるんだけど、少々お高い。
でも、屋根の上で作業をやるなどと言うことになるのであれば、有効かも知れない。使う道具が減る方が都合が良いから。
そういえば、けがき針もあれば使うかも?木工の場合は鉛筆を使ってけがいても良いのだけれど、鉛筆より細い線がけがける針は割と使い勝手が良いことが。……木工には余り使わないんだけどね。
なぜならば、節とか年輪とかに邪魔されてケガキがしにくいという……。けがいた線が見えにくいという問題もあるしね。
おっと、少し話が逸れた。
墨出しの道具
前回も紹介したのだが、墨出しという作業が必要で、それを手軽に行うことの出来るアイテムが存在する。それが、墨壺というヤツだ。
実のところ、「こんなもの要らないだろう」と思っていたのだが、思いの外便利である。購入したのはピーラインチョークの方なんだけれども。
安い手動巻き取りのタイプを選んだのでラインの出し入れはやや面倒だが、アレは便利である。使い方はちょっと勉強が必要だけれども。
知っておいて損はないので、動画を見て勉強しておくのをオススメしたい。
使ってみた感想は、慣れるまでちょっと時間がかかるけれども、使えるようになれば便利であるということ。
特に流れ作業をやるときにはかなり使えるアイテムだった。
レーザー墨出し器は使えるか
レーザー墨出し器というアイテムがあるのは知っていたけれども、最近、ちょっとお安いのが出回っているという噂を聞いて調べてみた。
うんうん、プロが使うアイテムは高いねぇ。
流石にこれと同じ機能は求められないんだけども、安いのも使うシーンを選べばそこそこ使えると言うことのようだ。
何が違うのかと言えば、レーザークラス2で出力は殆ど変わらないのだけれど、精度が段違いである。シンワ測定のレーザーロボレクシア E 51なら支持精度 ±1mm/7.5m、直角精度 90°±0.03°といった感じなんだけど、CIGMANのCM-G01だと精度は ±0.3mm/mである。
換算すると、7.5mで±2.25mmってことになるので2倍ちょっとしか変わらないように思えるんだけど、実は違う。1mまでしか保証しないよと言う意味なので、7.5mになったときにどれだけズレているかは分からないという意味になる。直角精度は書かれていないので気にしていないのかも?
ともかく、そんなレベルなのではあるが、DIYで高精度なケガキを求めるかというとそんなことはない。目視で大体合っていれば良いレベルのことが多い。
そうそう、殆どの安価なレーザー墨出し器は屋外で使うことを想定していないので、ご注意あれ。
で、農機具小屋を作るのに使えるかというと……、やや怪しいが使えなくはないかも?というレベルである。屋根が付いて壁がつけば使えるんだろうけれど、その状況になった時に墨出し器が必要かというと、ねぇ。
まあ、試すことがあったらお伝えしたい。
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