前回買った「MX Anywhere 2」の使用レポートを書いていこうと思う。え? 「MX Anywhere 2」 って何かって?マウスだよ、マウス。
先ずは、マウスの紹介だ。
使い勝手としては、前回、「一回り小さい」という事を書いたが、それがどのように影響してくるかという話だね。
使用レポート
やっぱり少し小さい
以前使っていたマラソンマウスに比べて、今回のマウスは一回り小さい。
注:表示しているのは、新バージョンのものである。
こちらが以前使っていたマウスで、クリック感度が悪くなってきたことと、マウスの移動速度がコントロールできなくなる不具合(これは別のところに原因がある可能性もある)があった。それでも3年くらい使った事を考えれば、まあまあ「使えた」とは思う。
で、今回買ったこちら。
やっぱり、掌に比べて一回り小さいことは、使い勝手に影響があるようだ。M705Rの場合は、掌にすっぽり収まる感じなのだけれど、 MX Anywhere 2の場合は、マウスと掌との間に隙間が出来てしまう。
その結果、マウスを使う手が緊張した状態が続きやすく、付かれやすさに繋がるような感じだ。

気になる人は、大きめのマウスを選ぶしかないよね。
ホイールは便利
ただ、その他の部分は結構使い勝手は良い。

ホイール部分に関して言えば、説明書も無くサイトの説明もイマイチ分かりにくいのだが、2パターンに切り替える事ができる。
1つはス高速スクロール。
もう1つがクリック・トゥ・ クリックスクロール 。
このホイールの機能の切替のやり方が分からなかったのだが、ホイール自体を強く押し込むと、「カチッ」という手応えがあって機能切替ができる。これが結構便利だ。
あとはホイールの下にあるボタン、現在は、ウインドウをセレクトするボタンに割り当てられていて、意外に便利である。[Windows]+[Tab]キーでも同じ機能が発揮できるのだけれども、マウスでそれが出来るのは便利だね。

あとは、ホイールを左右に倒すことが出来て、右スクロール、左スクロールに対応している。
ただまあ、左右スクロールを使うか?といわれると微妙な感じだな。対応しているソフトが少ないからね。
さておき、色々対応してくれるのは割と便利だ。
FLOWはどうなの?
今までは他のソフトで対応してきたFLOW機能なのだが、結果から言うと「Mouse without Keyboard」と比べ別の問題が出てきてしまった感じだ。
まずは、FLOW機能はレスポンスが若干悪い感じがする。
つまり、2つの画面を行き来させるときに、若干の引っかかりが生じるようなのだ。

「若干」ならいいのだが、どうやらPC側の作業が忙しくなると、数秒は隣のPCに行けなかったりする。
このFLOWの機能には、マウスに追従してキーボードの方も移動してくれる様になっているのだけれども、マウスにキーボードの方が付いてこないこともそれなりの頻度である。
付いてこないので、右の画面で文字を打ち込むつもりが左の画面で文字が打ち込まれるなんてことも少なく無い。困った事にね。
尤も、キーボードに切替スイッチが付いているので、ボタン1つで解決する話ではあるんだけれども、もうちょっとデバイスドライバの改良をして欲しいところだな。
そうした引っかかりは覚えるのだけれど、まあまあ使える気はする。
まとめ
そんな訳で、無線マウス「 MX Anywhere 2 」の使い勝手としては、単体で使うのであれば非常に優秀な部類に入ると思って良いと思う。
ただ、掌にフィットしない可能性のある手の大きな人は、要注意だね。出来れば何処か店頭で使ってみることをオススメしたい。フィット感を大切にする人は、特に気をつけて欲しい。
あとFLOW機能はメインでは無く、まだまだおまけ程度に考えて置いた方が良い。そうじゃないと、ストレスを溜める可能性がある。
まあ、そうした不具合を感じたとしても、症状さえ知っていればボタン1つで対処可能である。そこを煩わしく感じたとしても、それを補って余りある感じの使い心地であると思う。
試してみてね!
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