前回の記事で、焚き火回りのギアについて触れているのだけれど、実際に焚き火ハンガーを作ってみようと思った。今回はその準備編である。
最近、ウッキウキでキャンプ関係の記事を書いているが、しばらくこのネタは続くかも?
さておき、参考にしたサイトをもう1度紹介しておこう。

さーて、ではいってみよう。
資材を集める
必要なモノを調べる
焚き火用のギアとは言っても、非常に単純な話である。
使っているのは「ロープ止め」と呼ばれる資材と、鉄筋と、S字フックくらいなものである。


とはいえ、鉄筋は必要があれば買うという感じでも良いと思う。僕の場合はロープ止めを3本用意して、1本を鉄筋の代わりに使っている。
そして、耐熱塗装を施した方が良いとされている。僕はたき火の上で使う予定がなかったのでやらなかったけど。
火の側で使うので耐熱塗装はあった方が良いのだが、僕の場合は焚き火のそばで使っても、焚き火の上で使う積もりはなかったので取りあえず見送り。
S字フック
さて、S字フックはアイテムを引っ掛ける為の道具なのだが、紹介されているアイテムの素材を見ると、アルミニウム製である。記事を読むと、記事を書いた方もこのS字フックは使っていない模様。


色々アイテムがあるので物色してみることにするが、後からも買い足せるので、余り深く考える必要は無いのかも。
100均などでもS字フックは売られているからね。
なお、これらのアイテムはホームセンター等で、実際にものを見て買ってくるのがオススメである。Amazonなどは結構な送料を設定しているところが多い。安くあげるためにも実物を見て買うという意味でも、ホームセンターに行くことをオススメしたい。S字フックもその時手に入れられると思う。
ただ、S字フックは使っているうちに荷物などに紛れて無くなりがちなので、何か対策を考えた方が良いかもしれない。
塗装の方法
さて、「ロープ止め」2本と「異形丸棒」に関しては、ホームセンター等ので買ってくるのが良さそうなのだが、塗装をどうするかは考えておいた方が良さそうだ。
塗装は、スプレーの方が圧倒的に楽なのだろうと思う。ただ、丸棒を塗るのであれば、ハケ塗りでも十分に対応出来るはず。
キャンプ用のギアなので、ムラが多少あっても構うことはない。
後は、収納する袋があれば良いかな。

釣り竿用に袋が出ているし、自作するのも良いかも知れない。
自立式に出来るかの検討
自立式にできるか?
さて、持って歩くことを考えると出来るだけ軽い方が良い。
でも、地面に打ち込むタイプはどうなんだろう?という事も考えると、自立式に出来ないかな?という気もする。
ここのサイトでは自立式の焚き火ハンガーを紹介している。作り方は書いてないけど「アオリ止め」を使っているようだね。ふむふむ。
おっと、動画で紹介されているね。
うーん、もうちょっと簡単に作れないかな?
取り敢えず打ち込む方向で考えてはいくのだけれど、上手いこと自立してくれると嬉しいなぁ。ちょいと考えてみたい。
工具を買う必要がある?
自立式の焚き火ハンガーで魅力的なのは「BornSolidのフロンティアクッカー」という海外の製品だ。
こちらのサイトで紹介されていて、その構造のシンプルさに驚いた。

アミの部分はともかくとして、丸棒を曲げることで構造体を作っているようだ。見た感じ9mmか10mmの線材を使っているようだが、曲げ加工をするのであればその辺りの太さが限界だろう。13mmはなかなか手強い。
似たような考えで、自作されている方もいる。


参考にしたのはこの2つのサイト。アリモノの金具をつかって上手いこと作っているようだ。
ただし、どちらの方式を選ぶにしてもそれなりのコストはかかるので、むしろDIYを楽しむことに主眼を置く必要はあるだろう。
そして、そこで必要になるのがこれ。
幾つか種類はあるけれども、丸棒を曲げるのであればそれなりに揃えないとダメっぽい。ご注意いただきたいのはベンダーと曲棒でセットなこと。10mm用のベンダーには10mm用の曲げ棒を買うこと。13mm用のベンダーには13mm用の曲げ棒がセットになる。
工具を揃えるだけで結構投資が必要になる。ただ、ギアのバリエーションを増やしていく気があるのであれば、揃えても良いかも知れない。
さて、線材の太さをどうするか?という問題はあるが、曲げ加工を厭わなければ自立式のモノは作れそうである。
ちょっと嵩張るかなぁ?
ロープ止めを使うのなら
なお、ロープ止めを使うのであればこんな感じのサイズになるようだ。

ロープを通す部分は直径が27mmなのだそうで。
横に渡すのは丸棒よりもステンレスパイプの方が強度を高められそうだし、軽量化に貢献しそう。僕は採用しなかったが、アリだと思う。
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