前回の引き続き、充電工具の話をしていきたい。
前回は「電動丸ノコが欲しい」みたいな記事を書いたわけだが、過去のDIYシリーズでも似たような事を書いたんだよね。今回のインパクトドリルの話もそうだ。
<DIYを楽しもう>
タイトル | 関連記事 |
---|---|
第0回 DIY木工で最初に買うべきもの、後でも良いもの | |
第1回 DIY用にスライド丸ノコが欲しい | |
第2回 DIY用に電動ドリル・インパクトは必須 | |
第3回 DIY用の電動サンダーは、一段上の仕上がりに | |
第4回 DIY用のお役立ちアイテム、電動トリマー | |
第5回 DIY木工用必須級アイテム、クランプ | |
第6回 木工が10倍楽しくなるワックス |
この時にも書いたんだけれども、インパクトドリルと電動ドリルは両方欲しいよねって話と、やっぱり充電式のインパクトがあるとイイヨねという話である。
充電式のインパクトドリルは屋外で必須
お手軽なのは有線式ではあるが
顛末はこちらでも書いたのだが、電動工具を屋外で使う場合には必ず電源の確保が必要となる。
丸ノコやディスクグラインダーは必要とする電力が大きいので、ポータブル電源では使えないこともあるんだ。
だが、インパクトドライバや電動ドリルを動かすのには問題がなかった。
とはいえ、有線式インパクトドライバを屋根の上で使うというのは、実際にやってみて分かったのだが、ちょっと危ないんだよね。取り回しの面で「線が繋がっている」というのは、うっかりすると引っかけることになる。
あと床下の施工なども、充電式インパクトの方が使いやすい。
屋外での作業を前提とするのであれば、充電式のインパクトドライバは真っ先に購入すべきアイテムだと思うよ。
どんなアイテムを使ったか
なお、僕自身は充電式のインパクトドライバを持っていなくて、持っているのはこちらの有線式のインパクトドライバ。

安価な有線式インパクトではあるのだけれど、締め付けトルクは最大約100N・m(1,020kgf・cm)ある。
室内で使う時はとても便利だ。
一方、今回使ったのがこちらの充電式インパクトドライバで、親父殿の所有物である。色はこの色じゃないんだが……。

締め付けトルクは最大約140N・m(1,428kgf・cm)あるハズなんだけどなぁ。実際に使ってみると、有線式の方がトルクが大きいような気がするんだよね。充電式の方はもしかしたら充電池がへたっている可能性はあるんだけど、ちょっと不思議な話だ。
さておき、この手のアイテムは複数用意しておくことが望ましいのだと思う。ヘッド形状の問題なのか、インパクトドライバの有線式と無線式を使い分けるシーンがあったことはお伝えしておきたい。
インパクトドライバはハンマ機構が仕込まれていて、ネジ締めの最終段階でガンガンと打ち込む動作をするんだけど、これがネジ締めにとってかなり効果的。あと、回転数が高いので作業効率が高いのもポイントだね。
ドライバドリルも併用
ドライバドリルの特徴としては、チャックでドリルを掴む構造になっている。

キーレスチャックと呼ばれる構造で、それなりに便利だし芯出し出来る構造(インパクトドライバの方は六角穴のチャック構造なので、ガタがでる)であることがメリットとは言える。
一方で、トルクは低めであるため、インパクトドライバと比較した場合にトルクは半分くらいであることが多い。このハイコーキのDS18DEであれば低速で最大トルク70N・m(714kgf・cm)という設定になっている。
だけど、下穴とネジ締めの両方を平行してやる場合には、いちいちドリルビットとドライバビットの交換をやっていられないので、2つ用意しておくことが望ましいと思う。ドライバドリルの方が価格が安めではあるんだけど、インパクトドリルの方が使用頻度は多いように思う。特にネジ締めに関してはインパクトドライバの使用をお勧めしたい。
安全に使おう
ちょっと話が逸れたのだけれど、充電式インパクトドライバを屋根の上の作業で使った、という話。
屋根の上の作業では、安全性を考えても充電式インパクトドライバを使うべきだ。
コードが色々なところに引っかかると、ちょっと危険なケースがあるんだよね。あと、屋根上というか高所作業用には、落とすことがあることに注意。落下に関しては腰からリードで繋いでおけば防ぐことが出来る。


こういうアイテムは、面倒くさがらずに絶対につけておくべきだ。
コメント