うん、梅雨入りしてからいう話じゃないね。
さて、このブログでは割と好評なサーキュレーター関連の記事なんだけど、梅雨入りした時こそ活用したいのが、扇風機やサーキュレーターなのだ。
過去にもこんな記事を書いているので、参考にして欲しい。【おすすめサーキュレーター3選】高温多湿のこの夏を涼しく快適に!
2024.06.18
部屋の空気を循環させることで冷房効率がアップできるサーキュレーター。部屋干しに活用したり、扇風機としても使えたり、コードレスで場所を選ばず使えたり、さまざまなタイプが登場しています。
Leeより
女性向けの週刊誌(ネット版)にもこんな記事がでている。今や、梅雨の時期にサーキュレーターを活用するのは常識なのである。
室内の空気を攪拌しよう
サーキュレーターの特徴は「直進性」
前回の記事でも引用した図なのだけれど、イメージとしてはコレが分かり易い。

サーキュレーターがは構造的に渦巻きながら真っ直ぐ進むような風を出すことが出来る。直接身体に風を当てる扇風機と違って、部屋の中の空気の攪拌を得意としている。
真っ直ぐ空気の塊を壁にぶつけて拡散させると、壁にぶつかった空気の塊が部屋中に拡散する。これによって空気の流れが部屋の中に生まれるんだね。
梅雨の時期は除湿器があると良いんだけど、なかなかにお高い製品でもある。シャープの除湿器は病院などでもよく見るんだけどね。

あれば良いけれど、似た効果を出す商品もある。そう、エアコンである。

除湿機能付きのエアコンならなお良し。でも、除湿機能が付いていなくとも、冷房機能を使うと結果的に空気中の水分を取り去ることになる。部屋の温度を下げる時にエアコン内で結露するので、この水をドレーンで排出する。
サーキュレーターを併用しよう
さて、そうなってくるとサーキュレーターの話は何処に行ってしまったのか?というと、実は除湿器にしてもエアコンにしても空気を送る能力は割と貧弱である。

そこで、そこそこ強力なサーキュレーターを使って部屋の空気を拡散すると、ぐっと除湿の効率が上がるのだ。
除湿器にしてもエアコンにしても、機械の周囲の空気にしか影響させることができないので、除湿器やエアコンにも空気を送る機能は付いている。しかし、強い風が当たると不快に感じる人もいるので、強力な送風機能は付けていない。サーキュレーターとは構造が全く違うしね。
除湿器やエアコンに付いているのは、シロッコファンと呼ばれるコンパクトで風量の出るファンなのだが、直進性を与えるような機能はない。
だからこそ、サーキュレーターが良いのだ。特に、正方形の部屋ではなくて縦長の部屋、或いは途中に風を遮る構造物のあるような部屋には効果が高い。
扇風機にも機能が付いているヤツがある
で、最近は直進の風を作る専門のサーキュレーターではなく、扇風機にもその手の機能が付いているモノもある。DCモーターの扇風機はその傾向が強い。
このブログではお勧めしたカモメファンもその類いの部類の扇風機である。
お高い製品にはそれなりのメリットがある。
そして、お手入れに関しても記事にしているので、参考にして欲しいのである。
単体で使っても良い
なお、除湿器やエアコンと一緒に使って欲しい!という話は書いたけれども、そういった設備がない部屋もあるとは思う。
我が家にも残念ながらエアコンの付いていない部屋というのはあって、これは設計段階で失敗したなとは思っているのだけれど、過ごしにくいのは間違いない。
そうした部屋でも空気が動くだけで、体感的にはかなりマシになる。そうした場合、扇風機で直接風を身体に当てるよりもサーキュレーターで空気の攪拌をした方が効率が良いようで、梅雨入りした時期でもサーキュレーターの活躍の場というのは意外にあるのである。
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