前回に引き続いて少し考えてみた。
AMD系で検討するのはありだが、Intel系で考えていなかったからだ。
別にCPUに拘りはないんだが、Widows11は動いて欲しいと思っている。そうすると、現状の資産をどれだけ利用できるのか?という点は考えてみたほうが良いような気がしているんだ。
Intel系で考えてみよう
マザーボードとCPUは流用できない
さて、残念なお知らせから入らねばならない。まずはマザーボードだが、ASROCKのH87チップセットを使っているアイテムを使っている。

これがWindows11に対応するかどうかは、サイトを確認すれば良い。

はい、アウト!
なお、CPUの方はどうかというと、こちらで確認ができる。

うん、Intel(R) Pentium(R) CPU G3220は入っていないね。アウトだ。
そもそも、「現状の資産」といっても購入してから10年、登場してから11年は経とうというシロモノ(H87チップセットの発売日はQ2’13、G3220はQ3’13)だった。資産とカウントするのも烏滸がましい。使えるの、タワーのケースくらいじゃないかな?
イマドキCeleronか
さて、では考えうる限りで安いIntel系のCPUは何になるだろうか。第10世代のIntel系CPUなら比較的安いようだ。或いはceleronか。


お値段は1万円ちょっと。うううん、これはどうなんだろうか?
ソケットはLGA1200とLGA1700。一応、最新のソケットはLGA1700なんだが、次の世代(第15世代CPU)はLGA1851に移行するので、CPU交換前提で考えるメリットは薄い。
そもそもソケットLGA1700に対応しているCPUですら、現状ではあまり安くなっていない(そりゃ、最新ソケットだからね)。celeron系は若干安くなるようなんだけど、デュアルコアだからなぁ……。
もしかして、ソケットLGA1851が登場したらCPUは値を下げるだろうか?いや、ソケットLGA1200のCPUもさほど安くなっていないので、望み薄だろうと思われる。これならソケットAM4と殆ど変わらない。
マザーボードはどうだろう
では、マザーボードはどうだろうか。
マザーボードに求める性能は、個人的にはほとんど無いんだけど、メモリは後で増やせるようにしたいというのは本音である。
初期投資で大きなメモリ買えればいいんだけど、ちょっとね。手堅いところでMSIのB760Mか。

うーん、あまり安くならないな。ソケットLGA1700を選ぶから駄目なんだろうか?と思ってLGA1200も調べてみたが、さほど値段は変わらない。やはりメモリスロットが2つのH610Mあたりを選ぶべきか。

うーん、何となくだがAMD系よりも高くなる傾向にあるようだな。
マザーボードは性能を見てみないと何とも言えない部分があるので、もうチョット詳しく調べる必要はあるのだが……。ハッキリ言って、Ryzen 5 4500だけが安いのである。なんだ、どうした?
AMD系CPUとの性能差
さて、分からなければ実際テストした人の話を聞けば良いのである。

この記事はなかなか参考になった。
なるほどねぇ。ソケットLGA1700を採用してDDR5に対応したCORE-i3の方が性能が良くなるのか、勉強になった。
そして、AMD系で考えるならやはりRyzen5の系列を選んでいくべきだろうということになる。
何処まで割り切るのか?という話ではあるが、ソケットLGA1700を選ぶとDDR5を選べるというメリットがある一方で、マザーボードはそれなりに高価になる。もちろん、DDR5メモリも高価なので、全体的にコストが上昇するわけである。
そんなわけで、割り切ってソケットAM4でRyzen5を選ぶのが、低コストでPCのリビルドが出来そうだという結論になった。
なお、いよいよ動かなくなったので、直ぐに対策しなければならない事態である。困ったモノだね。
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