パソコンが起動しなくなったのなら、一体何で記事を書いているのか?!といえば、やっぱりパソコンを使って書いているのだが。
さておき、家で使っているメインPCが動かなくなった。
起動ボタンを押しても、直ぐに電源が落ちる。10回に1回くらいは起動に成功するが、あまり良い感じじゃないね。

どーしたの?

ぱ、パソコンが動かない
夜中にごそごそやっていたら、息子に突っ込みを入れられてしまった。うん、反省である。さておき、原因は何なのだろう。
状況から考えると、電源なんだろうね。
原因は何だろう?
電源ユニットの交換
PCの電源ユニットだが、メーカーが設定している寿命は概ね5年程度である。電解コンデンサーとかコイルとか使っているので、どうしてもね。
電源ユニットを疑った理由は簡単。
概ねPCというものは、起動時に大電力を使うのである。で、起動時に電圧を上げるのだが、コレが不安定になると電源が落ちてしまう。
そもそもこのPCを組んだのは、10年前のことになる。電源ユニットの購入履歴を見たら、2014年だったよ。500Wの電源ユニットを使っているのか……。新しく買うべきだろうね。玄人志向辺りを買えばいいのだろうか?

うーん。
Windows11に対応しない
しかし、そもそもの問題は今のシステム構成がWindows11に対応していないんだよね。電源の交換は良いのだけれど、Windowsのサポートは早晩切れてしまう(Windows10のサポートは来年まで)。
これまでもサポート期間の延長をしてきた経緯があるので、Windows10のサポートが延長される可能性もあるにはあるんだが、基本的には2025年10月までだと考えた方が安全である。
うーん、Windows10のまま使い続けるというのでも良いんだろうけれど。
そういえば更新を考えていたんだった
すっかり忘れていたが、昔の記事を読み返していたら、過去にPCの更新をしようとしていた時期があった。
見ると2年も前の話で、そもそも(後編)を書き忘れている。多分、原稿はあった筈なんだけど、何があったんだっけ??
何れにしても計画は途中で頓挫、そして今に至るというわけだ。情けない。
Windows11対応のPCへ
マザーボード交換が必要
で、そうすると、マザーボードの交換から検討する必要があるんだよね。最低限、マザーボード・CPU・メモリの交換は必要なのかもしれない。
では、どのような方針で行くのか?
自作PCの構成のやり直しというのは心躍る話だが、しかし使えるお小遣いが多い訳ではない。そして、自宅で重い作業は殆どやらないので、Webブラウザが動いてくれればさほど気にならないのだが……。果たして画像処理までやるだろうか?
CPUを選ぼう
intel系かAMD系か
電源が壊れただけなのに、何故自作PCの作り直しになるのか?といえば、更新したら暫くは使うつもりだからだ。
電源交換したら、最低限5年は使いたい。

去年末から今年初めにかけて、Windows12が出るという噂が出回ったのだが、流石に当面そんなことを心配する必要はないだろう。
とはいえ、AMD系のCPUを使うのは若干リスキーではある。なんだけど、安価な構成を選ぶ場合にはAMD系CPUの方が若干有利のように思う。
ソケットAM4かLGA1700か
AMDで最新のソケットはソケットAM5である。が、ソケットAM5を選ぶとメモリもDDR5を選ばざるを得ない。高くなってしまう。ソケットAM5は当面採用される予定だよという話になっているのだが、今のところ価格がこなれていないしラインナップも少ない。
そんなわけで、AMD系CPUに採用される一世代前のソケットAM4を選ぶのか、という話になってくる。
一方で、インテル系のソケットLGA1700を選ぶのもアリはアリなんだよね。インテルのCPUは第14世代に突入していて、こちらもお高いので少し前の世代のモノを選ぶのが安心なんだが……。確か、インテルは新しいソケットを採用する予定だという話になっているので、どれを選んでも「次使える」と言うことは期待できない。
そんなわけでRyzen 5
というわけで、候補としてはRyzen 5 4500辺りがコストパフォーマンスが良いのかなと。

インテルのCPUでもう少し安いヤツもあるんだけど……。
マザーボードはASROCK
そして、ソケットAM4対応のマザーボードは……、ASROCKのX570 Phantomかな。今使っているマザーボードもASROCK製である。別に拘りはないんだけど、お世話になったので。

もうちょっと安いA520 M Phantomを選ぶという選択肢もあるか。

マイクロATX仕様なので拡張性に乏しいが、性能を求めてパーツを追加するようなことは余り考えなくて良いと思うので、こういう構成もアリだろう。B550を選ぶという選択肢もあるんだけど、さて、どうなんだろう。
あとでしっかり適合するかどうか調べなければ。
メモリはDDR4
さて、ソケットAM4を選んでしまったので、メモリはDDR4をということになる。

16MBくらいあればいいかな。これは後から簡単に追加可能なので、何でも良いかな。
M.2 SSDを搭載しよう
さて、そうなってくると大切なのはM.2のSSDを搭載するかどうかってことである。現状はHDDを使っているのだけれど……。以前買ったコレをチョイス。

まあ、起動ディスクに使うには十分だろう。
合計金額
さて、コレだけあれば取り敢えず最低構成ということになるはずだ。
種類 | 型番 | 価格 |
CPU | AMD Ryzen 5 4500 | 14,480 |
マザーボード | X570 Phantom Gaming 4 | 13,600 |
メモリ | DDR4 3200 PC4-25600 8GB x 2枚 (16GB) 288Pin | 5,480 |
SSD | KIOXIA 内蔵 SSD 500GB NVMe M.2 Type 2280 | 6,980 |
合計 | 40,540 |
……あれ?電源忘れているよ。
電源を選ぶためには計算が必要
計算サイトを利用しよう
さて、電源の計算なんだけど、手計算しても良いんだけど、サイトを利用すると早い。
どこのサイトを使っても良いんだけど、品目を選ぶと自動で計算してくれるサイトが便利で良いよ。
で、選んだもので計算すると、グラフィックボードを選ばなければ400Wで行ける。

うーん、グラボは必要だろうか?今は使っていないんだが。
グラフィックボードは
ところで、グラフィックボードってけっこーお高い。使うとなると、かなりのパフォーマンスを発揮してくれるんだけど、使ったところでどーよ、という話になる。
もちろん、グラフィックをガンガンに使ったゲームをやったり、画像処理をやるというのであれば話は別だ。当面は不要なのである。
ある程度の性能でお茶を濁す手もあるんだが。例えば、NVIDIA GeForce GTX 1650クラスのグラフィックボードだ。

或いは、同等クラスのRadeon RX6500XTあたり。

いわゆるミドルクラスというヤツで、これでもそこそこのゲームまでは対応してくれる。これが必要あるかどうかは悩ましい。
参考になる記事を紹介したが、正直言うと必要ないよと言う結論になる。うん、とりあえずは不要だ。割り切ろう(ちょっと心残り)。
後でグラボを採用する前提で
というわけで、Radeon RX6500XTを採用する前提で計算すると650Wということになる。現状使っているのが500Wなので、まあ、良いかな。

これはセミプラグインタイプなのだが、メリットはちょっとすっきりするかな?程度の話ではあるんだが、値段がちょっと高い以外のデメリットはほぼない。
これが概ね9000円程度なので、概ね5万円程度でシステムの更新が可能になる計算に。うむむ、5万円か。誰かくれないかな?え、無理?
コメント